「思い出のマーニー」アカデミー賞逃す
「第88回アカデミー賞」(28日、米ロサンゼルス ドルビー・シアター)
長編アニメ映画賞は「インサイド・ヘッド」に決まった。「千と千尋の神隠し」以来、13年ぶり2度目の受賞が期待されていたスタジオジブリ製作の「思い出のマーニー」(米林宏昌監督)はオスカーを逃した。
ジブリ作品は「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」に続き3年連続のノミネート。一方、受賞作は「アナと雪の女王」、「ベイマックス」と3年連続でディズニー作品が輝いた。
「トイ・ストーリー」の人気キャラ、ウッディとバズーが特製アニメで掛け合いをしながら受賞作を発表。プロデューサーのジョネス・リビラーは「子供たちが成長する姿を見ながら、この作品を思いついたんです」と喜びのスピーチを述べ、拍手を浴びた。