【２０１２年７月１５日付デイリースポーツ紙面より】

　女優、沢尻エリカが14日、主演映画「ヘルタースケルター」（蜷川実花監督）の初日舞台あいさつを東京・丸の内ピカデリー１で行い、２カ月ぶりに仕事復帰した。気分を変えたかったのか、トレードマークだったロングヘアをバッサリ切り、金髪に染めた姿で登場。「超緊張してる～ぅ」と終始ご機嫌だった。

　終始ハイテンションだった女王エリカ様の様子とともに、目をひいたのはこの日のファッション。本格的に芸能活動を始めたこの10年間でおそらく初めてのベリーショートの金髪ヘア。まゆ毛も金色に染めていた。

　「体調不良」という休養理由を吹き飛ばすかのような真夏を思わせる大きなひまわり柄のボーダーの超ミニワンピースは、階段を上り下りする際に、なまめかしい太股（もも）がチラチラと見え、あわやパンチラ！？とドキドキさせられるほど。厚底の黄色いサンダルは20センチ近くあろうかという超ピンヒールだった。

　沢尻は「体調不良」を理由に５月15日に所属事務所を通じて同作のＰＲ活動の休止、事実上の芸能活動休止を発表。今月５日に都内で行われた同映画のジャパンプレミアも欠席、手紙で謝罪していた。

　映画の初日舞台あいさつは「別に」発言でバッシングされることになった07年９月「クローズド・ノート」以来５年ぶり。「５年ぶりの舞台（あいさつ）に出て来れて、皆に会えてうれしいです」と“あの時”とは別人のごきげんぶりだった。