男女7人集団自殺 中心女性は「T―BOLAN」の元妻マリア…多重人格打ち明ける
【2004年10月16日のデイリースポーツ記事より】
埼玉県皆野町の駐車場で男女7人が集団自殺した事件で、中心的立場となった東京都文京区の無職女性(34)が1999年に解散した人気グループ、T―BOLANのボーカリストの元妻だったことが15日、分かった。自身もアーティスト名「メリーメリーマリー」の女性ボーカリスト、マリアとして98年9月にメジャーデビューしていた。
2人はT―BOLANが人気を博していた94年7月に極秘結婚。
しかし、出産直後から、離婚へ向けた話し合いがスタートした。マリアはその理由を自身が開設したホームページ「死にたい症候群」の中で「多重人格障害(12人)と診断される。てゆうか、バレる」とつづっている。このHPに幼少時代に父親から受けたという暴力など、つらい過去も告白している。
結婚生活は協議離婚という形で終えん。その後、マリアは歌手デビューを果たした。それでも、私生活では再婚した新たな夫の暴力にも悩んでいたといい、幼少期に受けたマリアの心の傷は最期まで癒やされることはなかったようだ。