藤岡琢也さん死去に宇津井健「渡鬼を何年も続く名作にするのが私の役目」

 【2006年10月21日デイリースポーツより】

 俳優の藤岡琢也さんが20日午後3時18分、慢性腎不全のため都内の病院で死去した。76歳。藤岡さんは1990年に放送開始したTBS・MBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の父、岡倉大吉役を演じ親しまれたが、今年2月、肺炎を患い入院したのに伴い、降板していた。

 闘病のために降板した藤岡さんの代役を務めている宇津井健は「18時に“おかくら”のシーンが終わり、訃報(ふほう)を聞きました。私の声掛けでスタッフ、キャスト全員集まり黙とうしました。藤岡さんとは、一度も会えてないのが心残りです。入院されてお見舞いに行ける状態でなかったため、奥様に会いお見舞いした。私としては、兄というか分身を失ったようで強い悲しみを受けている。これから“おかくら大吉”に力を入れて頑張り、この作品を何年も続く名作にするのが私の役目だと思う。ご冥福を祈ります」とコメントした。

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス