森元首相、長男死去に「かわいそうなことを」 酒気帯び運転で逮捕され議員辞職
【2011年7月28日デイリースポーツ紙面】
森喜朗元首相の長男で元石川県議の森祐喜(もり・ゆうき)氏が25日午後11時22分、多臓器不全のため金沢市の金沢大病院で死去した。46歳。石川県能美市出身。自宅は能美市下ノ江町27の1。葬儀・告別式は近親者で執り行う。喪主は未定。
2006年から県議。県議時代の昨年8月7日午前10時ごろ、石川県小松市のコンビニに車で突っ込み、道交法違反容疑(酒気帯び運転)で逮捕されたことがニュースになった。その後、議員辞職し、今年5月からは体調を崩し、入院していた。
森元首相は27日午前、能美市の自宅で記者団に「最後は笑顔だった。これまで父の存在が重かったのだろう。かわいそうなことをした」と語った。酒気帯び運転については「処方された薬を飲んで意識がもうろうとしていた」と説明した。