大島優子“仰天発言”「金を稼ぐのにきれいも汚いもない!」

 【2012年1月27日デイリースポーツ紙面より】

 アイドルグループ・AKB48の25枚目シングル「GIVE ME FIVE!」(2月15日発売)のミュージックビデオ(MV)をドラマ「北の国から」の演出を担当した杉田成道氏(68)が務めたことが26日、分かった。

AKBのMVを初めて手がけた杉田氏は、メンバーの役どころを、大島優子(23)に年齢を偽り風俗店で働く役、前田敦子(20)には両親が離婚し、ラーメン屋で働く役に“仰天指名”。バンドを通じて自分の居場所を見つけていく青春ストーリーに仕立てた。

 「北の国から」を手がけた杉田氏が大島を風俗嬢に、前田をラーメン屋の店員に“仰天指名”した。怪しいネオンが輝く街のド真ん中で、人目を引く真っ赤な上着をまとい、道行く男性に声をかける大島と、割ぽう着を着て自転車で出前に出る前田。これまでのイメージを一新する演技を披露している。

 MVは、不幸な生い立ちを背負ったメンバー18人が担任の陣内孝則(53)からバンドを勧められ、軽音楽部に入部し、自分の居場所を見つけ卒業式の日に演奏を披露する青春ストーリー。

 中心メンバーは前田、大島のほか、高橋みなみ(20)、柏木由紀(20)の4人で、前田は両親が離婚し弟と離別、柏木はいじめに遭った過去をトラウマ(心的外傷)に持ち、高橋は工事現場でトラックに飛び乗り、運転手に殴りかかるなど、それぞれが迫真の演技を見せている。

 中でもやはりファンを驚かせそうなのは大島。両親がつくった借金を返済するために、年齢を偽りファッションヘルス店へ。「金を稼ぐのにきれいも汚いもない!」と言い切る迫力満点のシーンとなっている。

 杉田氏は「撮影中、驚かされたのは彼女たちのドラマセンスの良さで、のみ込みが早く、体の切れも良く、確かな青春ドラマになりました」と演技力を絶賛。AKBのMVでは最長となる34分間の“ドラマ”で、これまでのイメージを覆す“体当たり演技”が注目される。

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