シュワ「ターミネーター5」出演発表
アーノルド・シュワルツェネッガーが、新作『ターミネーター5』に出演すると発表した。エンタメサイトのブリーディング・クールによれば、「ターミネーター」シリーズ初期3作に出演してきたシュワルツェネッガーは、日本でも4月27日に公開予定の最新作『ラストスタンド』のプロモーションの際に『ターミネーター5』への続投を認めたという。
加えてシュワルツェネッガーは、同新作の脚本は今年中にも完成すると明かし、脚本家としてジェームズ・キャメロンの親友で『アバター』の脚本と製作総指揮も手掛けたレータ・カログリディスとパトリック・ルシエが抜擢されたことに対して、プロデューサー陣がレータとパトリックのような「質の高い脚本家」を起用して製作が正しい方向に向かっていることを喜んでいると英ザ・サン紙のビデオ・インタビューで語っている。「レータ・カログリディスとパトリック・ルシエは、今ちょうど『ターミネーター5』の脚本を書いているところさ。この1年半くらい担当していた脚本家が何人かいたんだけど、誰もうまく完成できなかったんだ」「僕達は製作側に脚本が良くない方向に向かっているって何度も何度も訴え続けたよ。そしてようやくプロデューサー陣はその脚本家達を降ろして、新しく本当に質の高い脚本家を起用したってわけさ」「やっと今、脚本が正しい方向に向かい出したところなんだ。たぶん年内には脚本が完成して、プリ・プロダクションに入れるはずだよ」
また、『ターミネーター5』がどんな出来になるか楽しみだと言うシュワルツェネッガーだが、1996年のアクション大作『ザ・ロック』で主演のニコラス・ケイジが「素晴らしい演技」を披露したのを見て、当時同作への出演オファーを断ったことを後悔しているとも明かしている。「当時ジェリー・ブラッカイマーが『ザ・ロック』の脚本を持ってきたんだ。ショーン・コネリーとニコラス・ケイジが出たやつだよ。僕はニコラス・ケイジの演じた役をオファーされてたんだ。でも脚本は80ページもあって、しかも中には『くっだらない。このページはやめよう。書き直さなきゃ』なんて殴り書きがしてあったんだ」「僕は脚本を読んで、『こりゃ一体何なんだ?こんな作品には出れないよ。もっとちゃんとした脚本に仕上げてから出直してくれ』って突っぱねたよ。結局は良い脚本に仕上がって、ニコラス・ケイジが起用されたってわけさ。完成した映画を見たけど、とっても気に入ったよ。素晴らしい仕上がりだったね」「しかもニコラス・ケイジの演技にはたまげたよ。もし僕がオファーを受けていたとしても、彼ほど良い演技が出来たか分からないね。でも本当に良い役柄だったから、断った自分を許せなかったくらいさ」。
(BANG Media International)