「スター・ウォーズ」3D版が公開延期
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』両作品の3D版の劇場公開が延期された。先週末に、最新作『スター・ウォーズ エピソードVII』(エピソード7)の監督がJ・J・エイブラムスに決定したと報道されたばかりだが、ルーカスフィルムはエピソード7の製作を最優先させるために、今年秋に2作品連続での封切りが本来予定されていたエピソード2とエピソード3の3D版の公開を延期すると28日に正式に発表している。「ルーカスフィルムは、今年の秋に封切りを予定していたエピソード2、3の3D版の公開を延期する決定をしました」「新たな3部作の製作に向けて、私達はファンの皆様に最高の作品をお届けするため、まず『スター・ウォーズ エピソードVII』に100パーセントの力を注ぎたいと思っております」
ようやくエピソード7の監督に抜擢されたばかりのエイブラムスだが、ウォルト・ディズニーとルーカスフィルムが当初予定していた2015年の劇場公開に縛られたくないと語り波紋を呼んでいる。エイブラムスは現在、日本でも9月公開予定の新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の他、自動車ロードレース元選手ランス・アームストロングの伝記映画などエピソード7の監督就任以前から複数のプロジェクトを抱えており、それらの仕事をまずこなしてからエピソード7に本腰を入れたいものと見られている。(BANG Media International)