R・スコット「マインドMGMT」映画化へ
リドリー・スコットが、マット・キンド原作のコミック・シリーズ『マインドMGMT』の映画化作品でプロデューサーを務めることが決定した。製作を務める20世紀フォックスがすでに、ダーク・ホース・コミックス社から出版されている同シリーズの映画化を取得しており、今回リドリーは自身の映画制作会社スコット・フリーを通じて、ダーク・ホース・コミックスのマイク・リチャードソンとキース・ゴールドバーグの2人と共にプロデューサーとして本作の企画に加わった形だ。
原作コミックは、サイキック・スパイを養成する政府の秘密部隊をテーマにした作品で、若きジャーナリストが元秘密部隊のエリート、ヘンリー・ライムと共謀してその部隊の真実を解き明かすというストーリーだ。
同原作の映画化は当初、ワーナー・ブラザースがダスティン・ランス・ブラックを脚本家として抜擢して進められていたものの、現在はワーナー側とフォックス側とで映画化権の移行契約が結ばれていて、フォックスは同原作の一部である『3ストーリー:ザ・シークレット・ヒストリー・オブ・ザ・ジャイアント・マン』を今回映像化する模様だ。
また、プロデューサー陣は現在、本作の脚本家を模索している段階だという。(BANG Media International)