デップ、新作映画で実在の大物ギャング役
ジョニー・デップが、新作『ブラック・マス』で実在の大物ギャング、ジェームズ・"ホワイティ"・バルジャーを演じることになった。バリー・レヴィンソンが監督を務める本作は、ボストン・グローブ紙のジャーナリスト、ディック・レイアとジェラード・オニールの共著『密告者のゲーム‐FBIとマフィア、禁断の密約』の映画化作品で、共同プロデューサーを担当するクロス・クリークは5月に製作が開始されると発表している。
ボストンの地下組織で悪名高いギャングのボスだったホワイティは2011年に逮捕され、現在も麻薬取引、マネーロンダリングなどに加え19件の殺人で罪に問われ裁判を控えている状況だが、逮捕前にはFBIのタレ込み屋になっていた時期もあった。
ホワイティの人生を映画化する企画はこれまでにもあり、2011年にはベン・アフレックとマット・デイモンがタッグを組み企画を立ち上げたものの、作品化の見込みは未定のままだ。そんなジョニーは、8月に全米公開予定の新作『ローン・レンジャー』に主演している。
(BANG Media International)