C・ファース、N・キッドマンと夫婦役
コリン・ファースが新作スリラー『ビフォア・アイ・ゴー・トゥ・スリープ』に出演することが決定した。英作家SJ・ワトソンの著作『わたしが眠りにつく前に』の映画化作品となる本作は、ニコール・キッドマン演じる、毎朝目覚める度に前日までの記憶が失われてしまう特殊な記憶障害を持つ主人公と長年連れ添った夫のストーリーだ。日々の出来事を書き留めるため日記をつけている主人公だが、ある日医師を名乗る若い男から電話があり、意味深な忠告を受ける。コリンはニコールの献身的な夫役を演じるという。
本作では『ブライトン・ロック』のローワン・ジョフィが脚本と監督を兼務する方向で、リザ・マーシャルとリドリー・スコット、マーク・ギルがプロデューサーを担当する予定だ。さらに今年の賞レースを賑わせている『ゼロ・ダーク・サーティ』のマーク・ストロングとアンヌ=マリー・ダフも本作のキャストに決定している。
そんなコリンとニコールは第二次世界大戦中が舞台の新作『ザ・レイルウェイ・マン』でも夫婦役を演じており、撮影を終えたばかりだ。真田広之も共演している同作は、コリンは日本軍に捕われたイギリス兵を演じ、主人公が30年後に自分を捕らえた日本軍の兵士と再会するという実話を描いたストーリーだ。『戦火の馬』での好演が光ったジェレミー・アーヴァインがコリンの若かりし頃を演じている。
『ビフォア・アイ・ゴー・トゥ・スリープ』は、今月末よりロンドンにあるトゥイッケナム・スタジオにてクランクインする予定だ。 (BANG Media International)