故ダイアナ元妃の花嫁衣装カナダで展示
故ダイアナ元妃が着たウェディング・ドレスの展示がカナダで始まった。カナダにある北米最大規模のショッピングモール、ウェスト・エドモントン・モールで展示会『ダイアナ:ア・セレブレーション』が9日から開催されており、1981年に執り行われた英チャールズ皇太子との結婚式でダイアナ元妃が実際に袖を通し、デイヴィッド&エリザベス・エマニュエルの2人がデザインした豪華ドレスが一般公開されている。同展示会のキュレーターをグレーム・マートンと共に務めるニック・グロスマークは地元のTV局CTVの番組『CTVエドモントン』に「今回展示されるのは世界一有名なウェディング・ドレスです」「しかもそのドレスは、世界で最も重要な女性の1人であるダイアナ元妃が着たものなんです」と語っている。
さらに地元エドモントン・ジャーナル誌によれば、ニックとグレームはダイアナ元妃が着たそのドレスが世界中を回る際に同行することにもなっていて、2人以外は同ドレスに白いグローブをはめて触ることが許されていないという。グレームは「ダイアナ元妃は、式が挙げられた巨大なロンドンのセントポール大聖堂の中でも映えるくらいにインパクトがあり、おとぎ話に出てくるようなフェアリーなドレスを欲しがっていたんです」「今回の展示に足を運んでくだされば、ケースの中に展示されたドレスの美しい裳裾を真近で見ることができるのです」とも語っている。
『ダイアナ:ア・セレブレーション』展では、9つのギャラリーに150点以上の作品が展示されている。
(BANG Media International)