B・ウィリス『ダイ・ハード』で大後悔
ブルース・ウィリスは「ダイ・ハード」シリーズがこれほどまで長続きするとは思ってもいなかったようだ。御年57歳のブルースは、1988年に第1作目の『ダイ・ハード』に出演して以来、先週の14日(木)から公開が始まった新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』に至るまで5作品で25年間ジョン・マクレーン刑事を演じ続けてきたが、第1作目に出演した当初はこれほど成功する長寿シリーズにはなるとは考えもしなかったと今回語っている。「はじめの頃、25年後もまだこのシリーズを作り続けているって思ったかって!?そんな質問は、アメリカ合衆国の大統領に電話して今から25年後に世界がどうなっているかって聞くようなもんだよ」「作品がヒットするなんて正直誰も考えなかったさ」
さらにブルースは、同人気シリーズで最大の後悔があるとすれば、それは1988年の第1作で曲者役者のアラン・リックマンが演じた悪役ハンス・グルーバーをラストシーンで殺してしまったことだとも明かしている。「ハンスをあそこで殺すべきじゃなかったよ。僕の映画人生の中でアイツほど魅力的な悪役はいないからさ」
そんなブルースの新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』は、マクレーン刑事がジェイ・コートニー扮する息子のジャックと共にテロリストの計画を阻止するためロシアで再び孤軍奮闘する姿を描いていて、14日(木)の封切から初日3日間の全米興行収入が2500万ドル(約23億4500万円)となり初登場首位を飾って大ヒットとなっている。(BANG Media International)