ディズニー、早くも新作の続編を計画
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが、早くも新作『オズ はじまりの戦い』の続編を計画しているようだ。8日(金)に日本でも公開されたばかりの同サム・ライミ監督作には、ジェームズ・フランコ、ミラ・クニス、ミシェル・ウィリアムズ、レイチェル・ワイズら豪華キャストが集結し、ミッチェル・カプナーとデヴィッド・リンゼイ=アベアーが脚本を執筆しているが、今回バラエティ誌はディズニーが早くも続編製作に取り掛かっていると報じている。
1939年に公開されたオリジナル映画『オズの魔法使』の前日譚が描かれた『オズ はじまりの戦い』だが、続編に関しての詳細は明らかにされていないものの、脚本担当のミッチェルはライマン・フランク・ボームの原作本『オズの魔法使い』に基づいた作品を構想している模様だ。しかし、ワーナー・ブラザースが1939年のオリジナル版の著作権を保有しているため、ミッチェルは続編のストーリーに主人公ドロシーの赤いルビーの靴などアイコニックな要素を盛り込むことができないという。
早くも続編企画が飛び出した『オズ はじまりの戦い』だが、メガホンを取ったサムは同作の脚本を受け取った当初、あまりに有名で世代を超えて愛されているオリジナルの前日譚に対してファン達がどう反応するかと怖気づいたものの、結局は製作に取り掛かる決心をしたと明かしている。「とっても怖かったよ。この企画に乗り出すのに怖気づいたのさ。だってオリジナルの『オズの魔法使』はとても愛されている作品だし、みんなこの古典的名作を台無しにして欲しくはないだろうからね...みんな子供時代の美しい思い出を汚して欲しくないよね」「だから最初はこの脚本を遠ざけていたのさ。でも後に別のプロジェクトで脚本家を見つける段階になったら、オズの脚本が僕のデスクにあるのに気づいて『そうだ、これ読んでみよう』って読んでみたんだ。いいライターを探していたんだよ。読んだらすっかりこのストーリーに惚れ込んでしまったってわけさ」
(BANG Media International)