トム・クルーズが新作『ザ・マン・フロム・アンクル』への出演交渉中だ。デッドラインの報道によれば、トムは１９６０年代に放送されカルト的人気を博したＴＶシリーズの映画化となる本作に出演するため、現在初期の交渉段階にいるという。同シリーズは、ロバート・ヴォーン扮するナポレオン・ソロとデヴィッド・マッカラム演じるイリヤ・クリヤキンの国際機関アンクル（Ｕ．Ｎ．Ｃ．Ｌ．Ｅ．）のエージェント２人が悪の国際犯罪組織スラッシュを撲滅しようと活躍する姿を描いている。

　今回の映画化ではスティーヴン・ソダーバーグが監督の座を降りた後、『シャーロック・ホームズ』でお馴染みのガイ・リッチーがメガホンを取ることが決まっている。トムは『アウトロー』の続編や「ミッション：インポッシブル」シリーズ第５弾などの新作にも出演すると報じられているが、本作への出演が決定した場合には、当初キャスト入りが見込まれていたジョージ・クルーニーに取って代わることになる。ジョージは首と背中の手術を受ける必要があり、体を張った役柄は演じられないため本作を降板した経緯がある。

　オリジナル版のＴＶシリーズ『００１１ナポレオン・ソロ』は１９６４年から１９６８年までロバートとデヴィッドのダブル主演で放映されていた。

　そんなトムは日本でも５月３１日に公開予定の新作ＳＦスリラー『オブリビオン』が海外では来月から封切られる予定で、その他にも新作ＳＦアクション『オール・ユー・ニード・イズ・キル』が来年の３月に公開を控えている。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）