キーラ・ナイトレイが、カール・ラガーフェルドによってシャネルの新作短編映画でココ・シャネル役に起用された。フランスのドーヴィルに初めてシャネルのブティックがオープンしてから１００周年を記念して製作される同短編映画ではカール自身が監督を務めることになっていて、今回キーラが創業者ココの役柄を演じることになったという。

　カールは以前からキーラを自身のミューズの１人だと慕っていて、これまでにもココ・マドモワゼルの広告塔にキーラを抜擢した経緯がある。また同作には、ココの叔母アドリエンヌ役にクロチルド・エムが配役されている他、モデルのステラ・テナント、女優のタルーラ・ハーレフ、モデルで音楽プロデューサーのキャロライン・デ・メイグレ、モデルのブラッド・クローニング、さらにカールの息子ハドソンなどがキャスティングされている。

　カールは５月初旬にもシンガポールで同ブランドのクルーズ・コレクションを披露する際に、今回の短編映画も発表する予定だ。

　そんなカールは、今後キーラとジェームズ・ライトンの結婚式でもキーラのウィディング・ドレスのデザインを手掛けるのではないかと噂されていて、キーラは以前カールの才能を賞賛していた。「カールって素晴らしいの。それにすごい読書家なのよ。彼って５ヶ国語も操れるから、英語で話しながら、他の２人にフランス語とドイツ語を話して、しかもその場で電話が掛かってきたらイタリア語でも応対できるんだから！」　

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）