B・アフレック米独立戦争映画の監督候補
ベン・アフレックが、アメリカ独立戦争の記念碑的戦闘であるバンカーヒルの戦いを描くワーナー・ブラザース製作の最新作で監督を務める可能性が出てきた。同作は、ナサニエル・フィルブリックの新刊『バンカーヒル:ア・シティー、ア・シージ、ア・レボリューション』の映画化作品となる。今週すでにワーナーが原作の映画化権を獲得した模様で、ワーナー側はベンとマット・デイモンが率いるパール・ストリート・フィルムズをプロダクションとして念頭に置いているようだ。
ボストンを舞台に描いた『ゴーン・ベイビー・ゴーン』や『ザ・タウン』が高い評価を受けた上、先月には監督3作目となる『アルゴ』でオスカーの作品賞も受賞するなど監督としての力量が高く評価されてきたことから、1775年に勃発したバンカーヒルの戦いを描く同作で監督の最有力候補としてベンに白羽の矢が当たったようだ。
原作の『バンカーヒル:ア・シティー、ア・シージ、ア・レボリューション』は、ボストン茶会事件後にイギリス軍と地元ボストン市民とが対峙している時代を詳細に描写しており、バンカーヒルの戦いだけでなく、独立戦争のきっかけとなったレキシントン・コンコードの戦いなどの史実も描いている。
また、『アルゴ』でアカデミー脚色賞に輝いたクリス・テリオが、今回の映画化作品の脚本を執筆する見込みで、ベンとの再タッグも期待されている。
(BANG Media International)