K・ラッセル主演 新3部作にリメイクへ
カート・ラッセル主演作『ニューヨーク1997』が名プロデューサーのジョエル・シルバーの手によってリメイクされることになりそうだ。「ダイ・ハード」「リーサル・ウェポン」シリーズなど数々の大ヒット作をこれまで手掛けてきたジョエルが経営するシルバー・ピクチャーズは今回、スタジオカナルと提携して、同SFアクションアドベンチャー作品を新しく3部作構成でリメイクしようとしているようだ。3部作の第1作目は『猿の惑星: 創世記』のようなオリジナル作品となる模様で、現在スタジオ側は監督を模索中だという。
ジョン・カーペンターが監督と脚本を手掛けたオリジナル版の『ニューヨーク1997』は1981年に公開され、1997年の荒廃したニューヨークを舞台にカート扮する主人公のスネーク・プリスキンが活躍する作品だ。戦場でのヒーローから犯罪者に身をやつした主人公のスネークは、セキュリティーが厳戒なマンハッタンの刑務所の囚人達の捕虜となったドナルド・プレザンス扮する米国大統領を救出することで、更正のチャンスを与えられる。
以前にはニュー・ライン・シネマがリメイク企画を狙っていたものの、作品のディベロップメント期間があまりにも長引いたことから、2011年に同プロジェクトから降板している。その当時にはジェレミー・レナー、ジェラルド・バトラー、ジョシュ・ブローリンなどが主人公スネーク役の候補に挙げられていた。
(BANG Media International)