『インデペンデンス・デイ２』はオリジナル版の第１作目から２０年後が舞台になるようだ。ローランド・エメリッヒ監督は今回、１９９６年に公開され、エイリアンが地球に襲来する様を描き大ヒットを記録したウィル・スミス主演作『インデペンデンス・デイ』の続編２本の詳細を明かし、現時点ですでに２本の脚本執筆は完了していて、仮タイトルも第２作目が『ＩＤフォーエバー　Ｐａｒｔ　１』に、そして第３作目が『ＩＤフォーエバー　Ｐａｒｔ　２』になっていると語った。ローランドはエンターテインメント・ウィークリー誌に「人類はすでにいつの日かエイリアンがやって来ると分かっているんだ。しかも、宇宙空間を移動する唯一の手段は２つの離れた時空を直接結び付けるワームホールしかないともね。だからエイリアンにとっては宇宙空間の移動は２、３週間かもしれないけど、地球にいる人間にとってそれは２０年、もしくは２５年の歳月になってしまうのさ」と話している。

　また、ローランドは第１作で共同脚本を担当したディーン・デヴリンと今回の続編２本で脚本を執筆しており、自身の監督最新作『ホワイト・ハウス・ダウン』でも脚本を手掛けたジェームズ・ヴァンダービルトに執筆済みの同初稿２本のリライトを依頼したとも明かしている。

　さらに、第１弾ではウィルをはじめとしてビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラムらが出演しているが、ローランドは新作となる続編２本ではベテラン俳優と「新しい若い世代の」新進俳優をミックスしたキャスティングになるだろうとも明かしている。「続投するキャラクターも何人かいるけど、新しい若い世代の役柄もあるんだ。まあ息子達の世代交代って感じだね」

　その上、ローランドは観客達に続けて第３作目も見てもらうために、第２作目のエンディングは次の展開を期待させるハラハラした場面で終えるつもりだとも話した。「続編の最初はちょっとだけ成功した感じで終わるんだ。でも人類に少し希望が見える程度だね。そして２本目で彼らが再び（エイリアンから）開放されるようになるのさ」

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）