「G.I.ジョー3」製作にゴーサイン
パラマウント・ピクチャーズが、「G.I.ジョー」シリーズ第3弾となる『G.I.ジョー3』の製作にゴーサインを出した。バラエティ誌は今回、日本では6月8日より公開予定で海外では先週から公開されているドウェイン・ジョンソン、エイドリアンヌ・パリッキ共演のアクション大作『G.I.ジョー バック2リベンジ』が世界的にヒットしているのを受け、スタジオ側が早速続編の製作に指示を出したと伝えている。
同シリーズ第2弾は北米週末興行成績で4120万ドル(約38億円)を叩き出し、初登場1位に輝いた上、公開5日間で世界興収1億3200万ドル(約123億円)の興行収入を記録している。同作が当初の予定よりも1年遅れで公開されたのは作品を3Dに変換する作業も影響したものの、2009年の第1作目『G.I.ジョー』でキャプテン・デューク・ハウザー役を演じ、今回の続編でもカメオ出演という形で参加しているチャニング・テイタムが続編公開までの間に『21ジャンプストリート』や『マジック・マイク』などのヒット作で立て続けに好演していたことから、プロデューサー陣がチャニングの出演シーンを増やそうとしていたという事情もあったようだ。また、前作『G.I.ジョー』は批評的にも酷評されただけでなく、興行収入も期待通りの成績を収められなかったことから、パラマウント側は今回の続編『G.I.ジョー バック2リベンジ』をリブート作という形で製作せざるを得なかったようだ。
今回続編の監督を務めたジョン・チュウは最近、第3弾でもメガホンを取りたいと明かしていて、作品を「さらに次のレベルへと高めたい」とBANGショービズに話している。「そうだね、(監督を務めたことは)光栄だったよ。(今回)ファンのみんなが見に行ってくれたらいいね。(第3弾も)もちろん作りたいさ。すでにキャラクター達の基盤は出来上がっているから、次のレベルに高めるのは本当に楽しい作業だろうね」。
(BANG Media International)