ストーンズのドラマーがプレイ拒否!?
チャーリー・ワッツは、ザ・ローリング・ストーンズとしてグラストンベリー・フェスティバルでプレイすることに乗り気ではないようだ。チャーリー以外の3人は6月29日に同フェスティバルでパフォーマンスを披露するのを楽しみにしているにも関わらず、ドラマーのチャーリーはフェスティバルなど野外でプレイするのは演奏が辛いため、今回の参加も気乗りしないと話している。「俺はやりたくないんだよ。みんなはやりたいようだけどね。野外でのプレイは嫌いだし、特にフェスティバルは好きじゃないんだ。フェスティバルと演奏には何にも関係がないってずっと思ってきたけどね。でもまあ、それは僕の個人的な思い込みかな」「バンドに所属してる身だとさ…何でもかんでもやるもんなんだよ。でもグラストンベリーってかなり時代遅れじゃないかな。そもそもヒッピーみたいなのは好かないんだ。ウィークエンドにそんなことしたくないんだよ」「野外で演奏するので一番最悪なのは、風が吹いた時なんだよ。ドラマーだとさ、シンバルが動いちゃうだろ…だから難しいんだよ」。
さらにローリング・ストーンズは昨年には、結成50周年記念公演「50・アンド・カウンティング」をロンドンのO2アリーナやアメリカで行っているが、チャーリーはその際にも「不安」を抱えていたという。チャーリーはまた、ツアーの度ごとに成功するかが気が気でないようだ。チャーリーは英ザ・ガーディアン紙に「辞めることを俺が考えたことあるかって?O2の前にも考えたことあるさ。でもあの時はかなりやりやすい環境だったね。それに楽しかったさ」「それに俺はいっつも不安を抱えてるんだよ。若い奴らみたいだけどさ」「やっぱり自分の年齢を真剣に見つめないといけないと思うんだ。だってこのままあと2年も続けていれば、俺は73歳になるんだよ。でもそんなことはいつもツアーが終わった度に言ってることだね。それで2週間のオフをもらって、妻から『あなた、また仕事するの?』って言われるのがオチさ」と続けている。
そんなローリング・ストーンズはつい先日、バークレイカード・ブリティッシュ・サマー・タイムで44年ぶりにロンドンのハイド・パークでのパフォーマンスすることが決定している。
(BANG Media International)