新作『ザ・ハンガー・ゲーム：モッキンジェイ　Ｐａｒｔ　１』の撮影が９月から始まることになった。スザンヌ・コリンズ原作のベストセラー小説の映画化となる「ハンガー・ゲーム」シリーズ３部作の第３弾である同作は、第２作目『ザ・ハンガー・ゲーム：キャッチング・ファイア』が公開を予定している１１月２２日の直前にも製作が開始されるという。

　映画ニュースを配信するプロダクション・ウィークリーはツイッターで、「『ザ・ハンガー・ゲーム：モッキンジェイ　Ｐａｒｔ　１』がアトランタとボストンで９月１６日からプロダクション開始予定」と発表している。そのニュースを受けてファンの１人である＠ｋｅｖｉｎｍｉｓｅは「もう？ワオ、こっちはまだ心の準備ができてなかったよ。この夏にも３部作をもう１回読み返さなきゃ」とリツイートしている。

　ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース主演で贈るディストピア社会を描いたサーガの最終章となる『ザ・ハンガー・ゲーム：モッキンジェイ』は２部構成で公開されることが決定しており、２作ともシリーズ第２作目『ザ・ハンガー・ゲーム：キャッチング・ファイア』を手掛けたフランシス・ローレンスが監督を続投する。第１弾となる『ザ・ハンガー・ゲーム：モッキンジェイ　Ｐａｒｔ　１』が２０１４年１１月に、さらに第２弾の『ザ・ハンガー・ゲーム：モッキンジェイ　Ｐａｒｔ　２』が２０１５年１１月に公開予定だ。同最終章の２部作とも、ＴＶ映画『ゲーム・チェンジ　大統領選を駆け抜けた女』の脚本を手掛けたダニー・ストロングが執筆する予定だ。

　また、トビー・ジョーンズは最近、第１作目の『ハンガー・ゲーム』でメガホンを取ったゲイリー・ロスが監督の座を降板した後でフランシスが起用されたことに対して称賛を贈っていた。「フランシスはまた違った感覚を持ち合わせた監督だって言えるね。フランシスは自分流の監督術を作品に取り入れるんじゃないかな」「よく言われることだけど、もちろんベストセラーだった原作本に忠実にしたくなるものだけど、ちょっとは自分流に挑戦しなきゃね」

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）