「エクソシスト」新作に新たな脚本家
新作ホラー『エクソシズム・ダイアリーズ』に新たな脚本家が起用された。サミット・エンターテインメント社はマーク・オプサスニックの著作『ザ・リアル・ストーリー・ビハインド・ザ・エクソシスト:ア・スタディー・オブ・ザ・ホーンテッド・ボーイ・アンド・アザー・トゥルー・ライフ・ホラー・レジェンズ・フロム・アラウンド・ザ・ネイションズ・キャピタル』を映画化する本作で、バーバラ・マーシャルを脚本家に抜擢している。
1973年に公開されたオリジナル版『エクソシスト』は 少女に取り憑いた悪魔から少女を取り戻そうとする母親が2人の神父に依頼して悪魔払いをしてもらうストーリーだが、マークの原作は同作の基になった実話を詳細に叙述した内容になっている。
今回の新作の内容についてはほとんど明らかにされていないが、映画情報サイトのIMDbには「悪魔払いのケース1000件の内、5件では医療科学では説明の出来ない事態が起こっている。この映画がその1つ。魂は守られるのか?」と記されている。
ハリウッド業界人が選ぶ脚本ランキングのブラックリストで2012年にランクインした『ペステ』を執筆している脚本家のバーバラは、最近には入札競争の末、ABCに自身のパイロット版『ザ・リサ・ジョーンズ・クラブ』を売却している。本作ではロイ・リー、ソニー・マルリ、ダグ・デイヴィソンらがプロデューサーを務める予定だ。
1973年にウィリアム・フリードキン監督が手掛けた『エクソシスト』は、ウィリアム・ピーター・ブラッティの同名原作を映画化した作品で、ブラッティの原作は1949年に実際に起こったローランド・ドーイという少年の悪魔払い事件を基にしている。リンダ・ブレア、マックス・フォン・シドー、エレン・バースティン、リー・J.・コッブ 、ジェイソン・ミラーらが主演した同作は世界中で4億4100万ドル(約438億円)の興行収入を叩き出し、大ヒットを記録している。
(BANG Media International)