ボン・ジョヴィ金銭絡みの不仲説を一蹴
ジョン・ボン・ジョヴィは、リッチー・サンボラが「ビコーズ・ウィー・キャン」ツアーから離脱したのは金銭問題が原因ではないと主張している。今月2日(火)のカナダ、カルガリーでのコンサート直前にツアーから降板したギタリストのリッチーについてジョンは、一部報道で取り沙汰されているような金銭が絡んだ問題による不和が離脱の原因ではないとオースティン・アメリカン-ステイツマン紙に明かしている。「リッチーは今も元気だと思うよ。話してないけどね。でも正直、俺らはビックリしたよ」「コンサート当日、火曜の午後3時30分になって、リッチーからコンサートに参加しないっていう電話をもらったんだ。個人的な理由みたいだよ」「ゴシップサイトのTMZに書かれているようなことを信じないでくれ。真実とは程遠いからさ」
全米ツアーではその後、リッチーの代役として急遽フィルXが残りの公演に参加している。2011年にもアルコールの問題を抱えていたリッチーはリハビリ施設に入ったことからボン・ジョヴィのツアーから一部離脱した経験もあるものの、複数の関係者達はリッチーは現在はすでに禁酒しているとも主張している。
そんなゴタゴタが心配されている同グループだが、ジョンは最新アルバム『ホワット・アバウト・ナウ』はロック界の大御所ザ・ローリング・ストーンズからヒントを得た作品に仕上がっていると仕事の話も忘れていない。「新作は色んな要素があるんだよ。デヴィッド・ボウイをダウンロードして聴いたり、この前はブルーノ・マーズのレコードも買ったよ。影響かい?トム・ウェイツやレオナルド・コーヘンなんかもかな」「彼らからは歌詞におっきい影響を受けたよ。ロックバンドに関して言えば、やっぱりストーンズかな。彼らは少なくとも俺にハードルの高さを教えてくれたバンドだから、どれくらい自分が頑張らなきゃいけないかを示してくれたよね」
(BANG Media International)