「シュレック」トロールをアニメ映画化
ドリームワークス・アニメーションが、おもちゃの人形「トロール」を主人公にしたアニメ映画のシリーズ化を計画しているようだ。逆立ったカラフルな髪の毛が特徴的なおもちゃ「トロール」は1960年代に大流行したおもちゃで、1990年代や最近では2003年にもその人気が再燃していた。
「シュレック」「カンフー・パンダ」「マダガスカル」などの人気アニメシリーズを手掛けてきた同スタジオは、デンマークの企業ダム・シングスとダム・ファミリーから発売されている「トロール」の映画化権を獲得したという。さらにドリームワークスは、おもちゃの人形「アメリカン・ガール」を手掛けたことで有名なショーン・デニスを今回の企画のトップに起用している。ドリームワークスのアン・デイリーCEOは声明で「『トロール』は50年以上に渡って人気を保ち続けている歴史がありますから、今回この世代を越えて愛されているアイコニックな人形を私たちの手でアニメ映画化できることを非常に喜んでいます。私たちは今回のシリーズ化に関して壮大なプランを持っていますし、ショーン・デニスこそがこの企画を引っ張っていくのにふさわしい存在です。ショーンは『アメリカン・ガール』を各家庭に浸透させた張本人なので、その経験を活かして今回も世界中の新たなファンに向けて『トロール』を紹介してくれることでしょう」と語っている。
また、ダム・シングスのカル・オスターガードCEOも「ドリームワークス・アニメーションは想像上の世界のストーリーを素晴らしい手法で語ることで有名です。世界中の家族の心に響くような普遍的なキャラクターを創り出しますよね。『トロール』にとって、これ以上素晴らしい未来は考えられないくらいです」と付け加えている。
(BANG Media International)