M・ジャクソン、死の直前はガリガリ?
マイケル・ジャクソンは死の直前、骸骨のような痩せ方をしていたようだ。ロンドンのO2アリーナで予定されていたコンサート「This Is It」のリハーサルの際にマイケルを担当したメイクアップ・アーティストのカレン・フェイによれば、マイケルは非常に痩せていたため皮膚の下で心臓が鼓動している様子が実際に目に見えるほどだったという。カレンは衣装ディレクターのマイケル・ブッシュがマイケルの体を見た時にショックを受けた様子を振り返り、「ブッシュは『なんてこった。マイケルの胸の皮膚を通して心臓の鼓動が見えるよ』って言ったわ。明らかに動揺して、かなりショックを受けていたわね」と話している。
さらに、ジャクソン一家がAEGライブを訴えている現在係争中の裁判でカレンはドキュメンタリー映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のためにマイケルの映像に修正を入れるのを手伝ったと認めたようだ。デイリー・ミラー紙の報道によれば、カレンは「私は嘘をついたわ。嘘は嫌いなんだけど。でもマイケルの死後には、みんなが嘘をついてるじゃない。マイケルは健康だったなんて」「みんなマイケルが健康なんかじゃなかったって知ってたのよ。映像でマイケルに修正を入れるのだって嘘の一部だと感じたわ」と証言したという。
一方、2009年6月から一連のメールの内容が明らかになっていて、その中で音楽監督のマイケル・ベアデンがコンサート・プロデューサーのケニー・オルテガに、マイケルは虚弱状態で歌とダンスを同時にこなすことは不可能だという内容を記している。Bプランとタイトルをつけられたメッセージでは、「MJはライブで歌って同時にダンスするだけの元気はまだありません。ライブでバラードなら歌えるかもしれませんが。そして体力が回復したら、私はマイケルがコンサートでほとんど生で歌えると確信しています」と書かれている。
しかし、コンサートの数日前にケニーはマイケルに過剰なプロポフォールを投与した罪で有罪判決を受けている元主治医のコンラッド・マーレーについて、「今私が心配しているのは、あの医師を同伴させたことです。マイケルは感情面の問題のせいで臨機応変に対応できないかもしれません」「私の中のすべてが、彼は心理的な検査を受けるべきだと告げています。彼を元に戻すチャンスがあるならの話です」と記している。
(BANG Media International)