W・スミス、名作のリメイク版に出演へ

 ウィル・スミスがリメイク版『ワイルドバンチ』に出演するようだ。『ワイルド・ワイルド・ウエスト』でもウェスタンに挑戦した経験のあるウィルは、舞台を現代に置き換えたワーナー・ブラザース製作の同新作ウェスタンで役柄は公表されていないものの出演を検討しているという。

 1969年公開のオリジナル版は、フロンティアが消滅しアメリカの西部開拓時代が終わりを告げていく1913年という時代背景を舞台に、時代の波に取り残されたアウトローたちがテキサスとメキシコの国境で最後の大仕事に打って出る姿を描いた作品だ。ただ、ザ・ラップの報道によれば、今回のリメイク作品では時代設定を現代に変え、不名誉な挫折を経験した麻薬取締官が新しくチームを結成してメキシコの麻薬王とその一味を追い詰めるというシナリオになるようだ。

 本作でウィルは自身が率いるオーバーブック・カンパニーを通じてワーナーと共同プロデューサーも担当する予定で、現在は新たな脚本家と監督の人選を進めているという。本来は昨年他界したトニー・スコットが生前にこのプロジェクトを進めていて、ブライアン・ヘルゲランドとデヴィッド・エアーが脚本を手掛けている。

 オリジナル版『ワイルドバンチ』には、ウィリアム・ホールデン、アーネスト・ボーグナイン、ロバート・ライアン、エドモンド・オブライエン、ウォーレン・オーツ、ジェイミー・サンチェス、ベン・ジョンソンらが出演していた。

 そんなウィルの次回作『アフター・アース』は日本でも6月21日に公開予定だ。(BANG Media International)

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