ジョニー・デップが新作映画にホームレスの人達をエキストラ役として雇い入れた。米ニューメキシコ州のアルバカーキを訪れた際に２人の路上生活者を見かけたというジョニーは、モーガン・フリーマン、キリアン・マーフィー、レベッカ・ホールらと共演する新作ＳＦ『トランセンデンス』のキャスティング・ディレクターを説得して、その２人を雇ったそうだ。ある関係者は英ザ・サン紙に「ジョニーはいつもロケ地の地元コミュニティーに助けの手を差し伸べようとするんです」「アルバカーキを視察している時に彼はこの２人にばったり出会ったんです。そのまま彼はキャスティング・ディレクターに電話をかけていましたね」と明かしている。

　そんなジョニーは帽子好きとしても知られていて、２０１１年にもホームレスの人から帽子を買い取るなどこれまでも路上生活をしている人達に助けの手を差し伸べた経験がある。ただ、昨年の６月に１４年間のパートナー生活に終わりを迎えたものの、その当時まだパートナーであったヴァネッサ・パラディは、ジョニーがあまりにも多くの帽子を持っていることにカンカンだと言われていた。別の関係者はその当時、「激怒したヴァネッサはジョニーに帽子をいくつか捨てるか、さもないと自分から捨ててしまうと言い放ったんです」「でも本当に帽子好きのジョニーは捨てることができず、コレクションの大部分を別宅に移したんです」と明かしていた。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）