ヨハンソン、ヒラリー・クリントン役?
スカーレット・ヨハンソンとリース・ウィザースプーンがヒラリー・クリントン元米国務長官の伝記映画『ロッドハム』でヒラリー役の候補に挙げられている。ヒラリーが1974年にワシントンで弁護士として活躍していた若かりし頃が描かれることになる本作では他にも、ジェイカ・チャステイン、アマンダ・セイフライドなどが主役候補になっているようだ。
また、本作はヒラリーが民主党の大統領候補として出馬すると考えられている次回のアメリカ大統領選挙が行われる2016年に合わせて公開される予定になっている。本作を手掛けるジェームズ・ポンソールト監督は「候補になっている女優達はみな素晴らしい役者です。多くの素晴らしい役者達がこの映画に興味を持ってくれて私たちはとても幸運ですよ。とても恵まれた立場ですね」「人々の政治的立場やヒラリー・クリントンに対する個人的感情に関わらず、彼女の知性の高さと情熱を疑う人はいないでしょうね。素晴らしい女優にその人物像を体現してもらいたいものです」と抱負を語っている。
ヨン・イル=キムが執筆した本作の脚本は、ハリウッド業界人によって選ばれる昨年のブラックリストにもランクインするなど高く評価されていた。しかし、先月にはブログサイトのザ・デイリー・ビーストによって本作の脚本が流出した際には、作品に登場するエロチックなシーンばかりが脚光を浴びるなど物議も醸している。これに対しヨンは「別にヒラリー版『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を書いたわけじゃないんです。一部のメディアはそう示唆してますが。私はそういう方面の創造力が少ないお堅い人間なんですよ」と弁明していた。さらに最終稿ではベッドシーンが削除されるかどうかについてヨンは「まだ企画が進展している段階ですから、なんとも言えませんね。でも実際ヒラリーは、あの当時、前途洋々の魅力的な26歳であったことは間違いありません。そこにスポットライトを当てただけです」と語っている。
(BANG Media International)