２０１１年に公開されたイギリスの新感覚ＳＦアクション『アタック・ザ・ブロック』でメガホンを取ったジョー・コーニッシュが『スター・トレック３』の監督候補に挙げられている。シリーズ第２弾『スター・トレック　イントゥ・ダークネス』が８月に日本公開を控えているが、前２作でメガホンを取ったＪ・Ｊ・エイブラムスが『スター・ウォーズ』の新作制作に移ってしまうため、製作元のパラマウント・ピクチャーズは現在、第３弾で監督を務めるエイブラムスの後継者を探している段階だ。

　そんな新作で白羽の矢が立っているジョーは、アダム・バクストンと共にコメディ・デュオ「アダム・アンド・ジョー」を組んでこれまで主にテレビとラジオで活躍してきた人材だ。２０１１年にはエイリアンの襲撃を描いた映画『アタック・ザ・ブロック』で監督を務め、その後もスティーブン・スピルバーグ監督作『タンタンの冒険／ユニコーン号の秘密』で共同脚本のほか、マーベル・スタジオが贈る新作『アントマン』でもエドガー・タイと共に脚本を執筆するなど順調にキャリアを伸ばしている。

　さらにジョーは昨年、ニール・スティーヴンスンが１９９２年に発表した小説『スノウ・クラッシュ』をパラマウントが映画化する作品でも監督を務めることが決まったばかりだ。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）