エリック最終章「ムカデ人間3」出演へ
エリック・ロバーツが衝撃のホラー・シリーズ最終章『ムカデ人間3』に出演することになったようだ。1985年公開のスリラー『暴走機関車』でアカデミー助演男優賞にノミネートされた経歴も持つエリックだが、500人もの人間を繋げた「ムカデ人間」を作り出してしまうというトム・シックスが手掛ける3部作の最終章となる本作でガバナーと呼ばれるキャラクターとしてエリックがキャスティングされたとエンターテインメント・ウィークリー誌が伝えている。ジュリア・ロバーツの兄にあたるエリックは本作で、元ポルノ女優のブリー・オルソンやロバート・ラサード 、トミー・リスター、ディーター・ラザール、ローレンス・R・ハーヴェイなどと共演する予定だ。
あるドイツ人の医者が3人の旅行者を誘拐して口と肛門を繋げてしまうというストーリーの第1弾『ムカデ人間』は、2009年の公開ととも大反響を巻き起こした。続く『ムカデ人間2』では、前作を見たイギリス人男性が12人を繋げた「ムカデ人間」を創造する様を描き、その内容のあまりのグロテスクさからイギリスの映像審査機関である全英映像等級審査機構に「不快な」作品だと位置づけられイギリスでは当初、公開禁止になっている。
シリーズ全3作で監督と脚本を手掛けるトムは、最終章はこれまで以上に身の毛もよだつ作品になると約束しており、「最終作はディズニー映画のようにする」と皮肉なコメントしている。
そんな物議を醸している『ムカデ人間3』は年内にイギリス国内での公開を予定している。
(BANG Media International)