ブラピ、アンジェリーナが「誇り」

 ブラッド・ピットは2日(日)にロンドンで開かれた新作『ワールド・ウォーZ』のワールド・プレミアでアンジェリーナ・ジョリーが付き添ってくれたことを「誇り」に感じたようだ。11歳のマドックス、9歳のパックス、8歳のザハラ、6歳のシャイロ、そして4歳の双子のノックスとビビアンの計6人の子供達を現在49歳のブラッドと共に育てている37歳のアンジェリーナは、ロンドン中心部のレスター・スクエアにあるエンパイア・シネマで開かれた同プレミア試写会のレッドカーペットにて、乳がんと卵巣がんを誘発するリスクがあるBRCA1 と呼ばれるがん遺伝子が発見されたことで両乳腺切除とそれに伴う乳房再建を行ったことを公表後初めて公の場に姿を現した。ブラッドはBANGショービズに「彼女が僕の傍にいてくれることはいつも誇らしい気持ちなんだ。もちろん仕事もあるけど、彼女がいてくれるといつも、もっとそれが楽しくなるのさ」と語っている。

 イヴ・サンローランのシルクでできたブラックの流れるようなドレスに身を包んだアンジェリーナは、会場に押し寄せたファンのためにサインを書いたり、一緒にポーズをとって写真撮影に応じたりで20分を費やし、アンジェリーナの美しさに声が掛かった時などはブラッドがそれに反応して「僕もそう思うよ!」とうなずくなど微笑ましい姿も垣間見せている。

 さらにブラッドは、予防的手術を受けたアンジェリーナの勇気ある決断についても口を開き、そのニュースを世間に伝えるアンジェリーナの意志には驚くことはなかったとも語っている。「僕は前から彼女のことは本当に誇らしく思ってるんだよ。それが問題を抱えた時、今も昔も彼女そのものの姿なんだ。真正面から立ち向かうんだよ。自分流に問題を解釈して、自分にとって最も賢い選択肢を取って、その決断に耳を傾ける人になら誰にでもその知識をちゃんと共有するような女性なんだ」

 一方、今回のプレミアでブラッドをサポートするため、同日に米サンディエゴで執り行われた伯母デビー・マーティンさんの葬儀には参加することができなかったアンジェリーナだが、終始元気な姿を見せて「ブラッドのために今日私はここにいるのよ。彼のことが誇らしいわ」と話した。ただ、先月26日(日)に乳がんの闘病生活を送っていたデビーさんが亡くなってからは、アンジェリーナはずっとデビーさんの家族と定期的に連絡をとっていたそうだ。デビーさんの夫であるロンさんは以前、「アンジェリーナは日曜にはロンドンにいるので、出席することができないんです。でも、私たちや他の家族にもこの間、連絡はちゃんと取ってくれていて、とても心温かく、それは私たちにとってはとても意味のあるものなんです」と話していた。

(BANG Media International)

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