ジョデ 降板作品ギャラ問題で法廷闘争?
ジョニー・デップが降板した作品のギャラ問題を巡ってプロデューサー陣と法廷闘争に発展しそうだ。新作『ブラック・マス』で実在の大物ギャング、ジェームズ・᭗ホワイティ᭗・バルジャーを演じる予定だったジョニーだが、同作に資金提供をするクロス・クリークとエクスクルーシブ・メディアの両社がジョニーに対してギャラ2000万ドル(約20億円)を半分に減額するように要求したことから、先週になって急遽作品から降板しており、複数の関係筋によれば、ジョニーと製作側との争いは法廷闘争にまで発展する可能性があるようだ。関係者の1人はハリウッド・レポーターに「ジョニー側のチームがヘマをして、ジョニーをこの状況に追いやってしまったか、クロス・クリーク側がただ単に契約違反したかのどちらかです。いずれにせよ最終的にはどちらかが相手側を訴えることになりそうです」と明かしている。
『ブラック・マス』へ2000万ドル(約20億円)の高額ギャラで出演契約を結んでいたというジョニーだが、その後、当初予算より1300万ドル(約13億円)超過した6300万ドル(約63億円)にまで予算が膨れ上がることを恐れたプロデューサー陣がギャラを半分の1000万ドル(約10億円)にするように要求したことから、先月30日(木)にジョニーは作品から降板していた。
しかも、プロデューサー陣はジョニー出演をプレゼンの際のウリにして国際マーケットに対して配給権を売却していることで、さらに問題が悪化する可能性があるという。ある関係者は「製作陣がジョニーにギャラのカットを求めたのがそもそもの間違いだったんです。プロデューサー達は欲の皮が張ってしまったんですよ」と話している。
さらにジョニーだけでなく、本作に出演予定のジョエル・エドガートンもクロス・クリーク側からギャラのカットを求められているようだ。
(BANG Media International)