リアム・ギャラガーが来年、１回きりのオアシス再結成を企画しているようだ。２００９年に兄のノエル・ギャラガーがバンドを脱退したことがきっかけで解散に至った経緯があるが、来年は１９９４年にリリースされたデビューアルバム『オアシス』の発売２０周年にあたることから、リアムはその記念すべき年を祝いたいと考えているようで、１回限りのためなら過去を水に流してもいいと明かした。「よくオアシスを再結成させるつもりはあるのかって聞かれるんだ。無償でだってやってやるよ。でも大金をよこしてくれるって言うんならもちろん大歓迎だけどな。まぁ俺達がまた一緒になるなんて疑いの余地はあるけどね。もし本当にやるっていうんなら、あのデビューアルバムの記念ってやつをやるのもいいんじゃないかと思うよ。そのことは考えてるんだ。スポーツで勝った奴らがスタジアムを一周したりするもんだろ。それだけのために仲直りしてやってもいいぜ」

　現在リアムはビーディ・アイのフロントマンを務めており、ノエルはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズとして活動しているため、もし再結成が実現したとしてもあくまで１度きりで、その後はまたそれぞれの道を歩むつもりだとリアムはＮＭＥ誌で強調している。「俺はビーディ・アイを続けるし、ノエルだってヤツのやってることに戻るだろうよ。俺達が一緒に新しいレコードを作るなんて思えないね」

　そんなビーディ・アイのセカンドアルバム『ＢＥ』は本国イギリスで来週１０日（月）に発売されるのに先立って、日本では５日（水）に先行発売されている。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）