TLC、故レフト・アイの遺族は悲しい

 故レフト・アイがTLCのヒット曲『ウォーターフォールズ』の新バージョンから外されてしまい、遺族は悲しんでいるようだ。

 2002年に交通事故で不慮の死を遂げたレフト・アイだが、残りのメンバーであるT-ボズとチリは結成20周年記念として、新しく安室奈美恵を迎えて1995年に大ヒットを記録した同曲を再収録し、日本のファンも沸いた矢先だった。

 しかし、T-ボズとチリの2人は遺族に断りなくレフト・アイのパートを置き換えてしまったようだ。

 レフト・アイの妹であるレインドロップ・ロペスさんはTMZ.comに「ファンがオンライン上に投稿するまで今回のことを知らなかったわ」「こんな形で驚かされるのではなく、事前に一言知らせてくれたらよかったのに」と困惑と悲しみの気持ちを今回語っている。

 また、レインドロップさんによれば、レフト・アイのボーカルを『ウォーターフォールズ』に残しておくことで亡くなった娘の追悼となることから、母親も今回のニュースを聞いて何とも悲しい気持ちで一杯になったそうだ。 

 日本でもすでに発売されているTLCの20周年記念アルバム『TLC20 ~20thアニヴァーサリー・ヒッツ~』には、同曲の新バージョンの他にも、『ノー・スクラブズス』『アンプリティ』などの代表曲が新たにレコーディングされて収録されている。

 そんな物議を醸してしまったチリとTボズだが、昨年には新作スタジオ・アルバムを制作する計画を明かしていて、ワールドツアーを敢行する際に、レフト・アイをホログラムで登場させることも検討していると話していた。Tボズは「スタジオ入りして新作をどんな風にするか考え始めなきゃね。まずは自分自身の気持ちをはっきりさせて、そしたらそれを実現するための方法を考えなきゃいけないの。それができたら、気付いた時にはもうアルバムが完成しているものなのよ」と語っていた。(BANG Media International)

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