ジェイ・Ｚが新作アルバム『マグナ・カルタ・ホーリー・グレイル』で妻ビヨンセ・ノウルズとのデュエットを果たした。ジェイとビヨンセは同新作の収録曲として、１０年ぶりとなるデュエット曲『パートＩＩ（オン・ザ・ラン）』でタッグを組んだという。

　来月４日に一般での発売が開始される同アルバムだが、サムソンのギャラクシーＳ３とＳ４、そしてギャラクシーノート２を利用するユーザーには、史上初の試みとして３日前に限定１００万枚が無料配信されることが決まっていると報じられたばかりで、ジェイは自身がプロデュースしたサムソンのスマートフォン・アプリ上に、「フィーチャリング・ビヨンセ」と記載された同曲の歌詞を公開している。

　ジェイとビヨンセが前回デュエットしたのは２００３年のシングル『０３ボニー＆クライド』で、そのＰＶでは２人が悪名高きボニーとクライドを現代版に置き換えた設定で歌っている。当時そのデュエットをきっかけにジェイとビヨンセが交際しているのではないかと話題を呼び、その後ビヨンセのソロデビュー・シングル『クレイジー・イン・ラヴ』にジェイがフィーチャリング参加した際に２人は交際を明らかにした経緯がある。

　また、現在では１歳５ヶ月になる娘ブルー・アイビーちゃんをもうけて結婚生活も順調な２人だが、一時はジェイの暗い過去が結婚の障害になり破局説が流れていた時期もあったものの、２００８年に２人は極秘結婚している。今回の新曲『パートＩＩ（オン・ザ・ラン）』では２人の愛の絆が試されたゴールインに至るまでのことがジェイのラップ部分で歌われている。「彼女はワルと恋に落ちた／ワルい男と／ラッパーと一緒になるつもりなのか／ラッパーだぞ／周りのヤツらは俺の可能性を信じちゃくれない／でもお前は俺を信じてくれる、一緒に世界に立ち向かおう／これは運命なんだ」

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）