マドンナの２９歳年下の恋人ブラヒム・ザイバットがクロージング・ライン「ディフェンド」を立ち上げた。マドンナのＭＤＮＡツアーでバックダンサーを務めたブラヒムは今回、ライフル「ＡＫ-４７」をロゴに用いた同ラインのデザインを手掛けており、先日マドンナがそんな話題のブランドのフード付きセーターを着ている姿がすでに目撃されている。

　現在はダンサーとして活躍しているブラヒムだが、ファッション業界への進出に熱を入れているようで、ダンサーとしてのキャリアを終えた後でも継続できるように今から足元を固めたいと考えている様子だ。ある関係者は英ザ・サン紙に「ブラヒムはダンサーとしての仕事が長続きしないことをよく理解していますし、ビジネスの世界でも成功したいと望んでいるためにデザイナーとしての仕事に真剣に取り組んでいるんです」と話す。

　娘のローデス・レオンと共にマテリアル・ガールを手掛けるなどすでにファッション業界への進出を果たしているマドンナは、今回ブラヒムが立ち上げた「ディフェンド」に資金的な援助をしただけでなく、ブラヒムを業界のトップ達にも紹介するなど、全面的にバックアップしているようだ。先の関係者は「マドンナはファッションの世界にも沢山のコネを持っているので、リカルド・ティッシをはじめ、友人でもある著名デザイナー達にブラヒムを紹介したんです」とも明かしている。また、リアーナ、クリス・ブラウン、ザカリー・クイント　など人気スターらもすでに「ディフェンド」のセーターを着て、宣伝に手を貸している。

　もともとマドンナとブラヒムは、ニューヨーク最大の百貨店メイシーズでマテリアル・ガールの販売が開始されたのを記念したイベントでブラヒムがダンサーとして参加したのがきっかけとなり、２０１０年９月から交際をスタートさせている。そんなファッション業界でも大活躍のマドンナは、マテリアル・ガールの広告塔として新たにリタ・オラを起用したばかりだ。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）