スーパーモデルの生みの親が70歳で死去
世界的モデル事務所、エリート・モデル・マネジメントの創始者ジョン・カサブランカスが70歳でこの世を去った。ナオミ・キャンベルやクラウディア・シファー、シンディ・クロフォードなどのスーパーモデル達を育てたことでも知られるジョンだが、がんの闘病生活の末、20日(土)にブラジルのリオデジャネイロで息を引き取った。
事務所の親会社であるエリート・ワールドのステファニア・ヴァレンティCEOはWWDに「エリート・ワールドと(エリート・ワールドの1部門)ソサエティ・マネージメントは、ジョン・カサブランカス氏の訃報に悲しんでおります」「卓越した才能をもった人物として、カサブランカス氏はこのエリートを世界的成功へと導きました。カサブランカス氏のビジョンは、今ではモデルの代名詞とも言えるまでに成長したトップモデル達のキャリアを築き上げ、モデル・マネージメントの概念を覆したのです」と話した。
1972年にパリで設立された事務所は、ジョンの手腕によってその後世界的な成長を遂げて現在に至っている。しかし、会社幹部らの薬物使用や所属モデル達と関係を持ったことが報じられ、1999年にジョンはエリート株を売却していた。
そんなジョンが最初の結婚でもうけた2人の子供のうちの1人であるジュリアン・カサブランカスは現在、ザ・ストロークスのフロントマンとして活躍している。その生涯で2度の結婚を経験したジョンはジュリアンを含め5人の子供をもうけている
(BANG Media International)