「ビバリーヒルズ‐4」の企画が前進
パラマウント・ピクチャーズが、製作が危ぶまれていた「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズ第4弾の計画を前進させたようだ。以前から製作が報じられていた同シリーズのTVリメイク版に関しては、番組を放映するネットワーク局が見つからず放送見送りが伝えられているが、一方で数年前から製作が報じられていた映画版の第4作目については、今回パラマウント側がエディ・マーフィーを主人公のアクセル・フォーリー役として改めて確保した模様だ。
また、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』やリメイク版『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』などでもタッグを組んだことのあるジョシュ・アッペルバウムとアンドレ・ネメックが共同で本作の脚本を執筆することになっている。
企画倒れになったTVリメイクのパイロット版に大きな期待をかけていたスタジオ側なだけに、今回の映画版シリーズ第4弾にも力を注ぐつもりのようだ。パイロット版でアクセル役として見事な演技を見せ、エディ健在を印象付けていたことから、スタジオの上層部はこのシリーズにまだヒットの見込みがあると確信していたという。刑事もののTVドラマシリーズ『ザ・シールド ルール無用の警察バッジ』のクリエーターであるショーン・ライアンが手掛けていたTV版では、エディ扮するアクセルは脇役として登場し、ブランドン・T・ジャクソン演じるアクセルの息子アーロンが主人公になるはずだった。
(BANG Media International)