「アバター」続編3作品を並行撮影へ
ジェームズ・キャメロンが『アバター』の続編を3つ作ると正式に発表した。すでにジョシュ・フリードマン、シェーン・サレルノ、リック・ジャファ、アマンダ・シルヴァーなどの脚本家を続編に向けて起用しているジェームズは、来年から続編3作品を同時に撮影開始する方向で、20世紀フォックスはそれらの作品の公開を2016年から開始するとしている。
ジェームズは「我々が『アバター』で創り上げた世界に基づいて構築する作業は、稀に見るやりがいのある経験となっています。これら新作の脚本を手掛けている内に、私は『アバター』の世界観をはじめ、そのストーリーや登場人物達が自分の想像を超えた形で豊かなものになっていくことを実感してきました。そして、私が映画化しようとする全てを描き出すには、2本の続編では足りないということが明白になったのです。この宇宙を広げて、映画の脚本を完成させる作業において、アマンダ、リック、シェーン、ジョシュなど私が敬愛する脚本家達の助けを得ることができて本当に嬉しく思っています」と声明を発表した。
一方、20世紀フォックスの会長でもあるジム・ギアノプロスCEOは、『アバター』の続編群は自社にとって最優先事項の作品であると続けている。「スタジオの我々としては、ジムのビジョンに基づいた『アバター』の世界を拡大し続けることを可能にすること以上に喜ばしいことはなく、最優先事項として位置づけています。ジムの素晴らしいファンタジーの世界に関するプランはそのスケールを拡大し続けていて、これからも我々を驚愕させ続けてくれることでしょう」
(BANG Media International)