ニコラス・ケイジ傲慢な態度を認める

 ニコラス・ケイジは、キャリア駆け出しの頃「トレイラーをめちゃくちゃ」にし、人々に対して失礼な言動を放っていたことを認めた。現在49歳のニコラスは、俳優としてのキャリアを始めたばかりの自分があたかも「青春を失った」かのように悪態をつき、撮影現場をひどい態度で歩き回っていたと話している。ザ・サン紙のインタビューでニコラスは「俺はすごい強烈だったよ。自分のトレイラーをひどい状態にしたり、ホテルの部屋をめちゃくちゃにして、セットではみんなに暴言を放っていたんだ」「それが役柄にのめり込む方法だったんだよ。道を誤って青春を失ったかのように振舞うのが最善の方法だと思っていたんだ」と語っている。

 そんなニコラスの態度に警告を発したのは1984年公開の『コットンクラブ』で共演したリチャード・ギアだったそうで、このまま扱いにくい態度を続けていたらハリウッドでは成功しないとニコラスに伝えたという。ニコラスは「(リチャード・ギアに)『今のような態度を続けていたら、お前には映画の仕事があと3本くらいしか残っていないぞ』って言われたのさ」と説明している。

 映画界の巨匠、フランシス・フォード・コッポラ監督の甥にあたるニコラスはそれ以来自身の態度を改め、現在ではマナーの良さがいかに大事かを理解しているのだという。「18歳の頃の自分が知っていればよかったと思うもう1つのことと言えば、マナーはとても重要で、礼儀正しくすることで失うものは何もないってことだね。イライラしているのなんて、大切なエネルギーの無駄遣いさ」とニコラスは続けた。

(BANG Media International)

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