デンゼル「ワイルド‐」シリーズ出演拒否
デンゼル・ワシントンが「ワイルド・スピード」シリーズへの出演を断った。デッドラインによれば、これまでシリーズの監督を務めていたジャスティン・リンから次回作となる『ワイルド・スピード7』で監督の座を受け継ぐジェームズ・ワンが、デンゼルに悪役のオファーを持ちかけたものの断られたという。
もしその契約が成立していた場合、デンゼルが演じることになっていたキャラクターは来年公開の次回作では脇役として登場し、シリーズ第8作目においてメインのキャラクターになる予定だったという。同シリーズのプロデューサー陣は、今夏に公開された『ワイルド・スピード EURO MISSION』でジェイソン・ステイサムを新しい悪役として起用した際にも、その終盤に登場させて来年公開予定の次回作でメインのライバルとなる同様の演出をしていた。
ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースターらお馴染みの面々は、第7作目にもそれぞれの役柄を続投する予定になっている。同シリーズのプロデュースも手掛けるヴィンは、世界各地を舞台にするこのシリーズが第5作でのリオデジャネイロ、6作目でのロンドンに続き、次回作は日本で撮影されることになると先日明かしていた。「『ワイルド・スピード EURO MISSION』を見てもらえれば分かる通り、俺たちは間違いなくアメリカに戻ることになるよ」「次の作品では東京と中東が絡んでくるから、面白くなるだろうね」
そんな「ワイルド・スピード」シリーズ7作目は来年7月に公開予定だ。
(BANG Media International)