「ａ‐ｎａtｉｏｎ大阪公演」（２５日・長居スタジアム）

　エイベックス主催のスタジアムフェス「ａ‐ｎａｔｉｏｎ　ｓｔａｄｉｕｍ　ｆｅｓ．２０１３ｐｏｗｅｒｅｄ　ｂｙ　ウイダーｉｎゼリー」の大阪最終公演が２５日、大阪市の長居スタジアムで開かれた。大トリは昨年に続き韓国の人気デュオ・東方神起が務め、ＳＵＰＥＲ　ＪＵＮＩＯＲ、倖田來未（３０）、ＴＲＦら１１組のアーティストが熱いステージを繰り広げた。８月３１日と９月１日には東京・味の素スタジアムで開催される。

　今月１８日に、８５万人を動員した７都市１８公演に及ぶ５大ドームツアーを終えたばかりのユンホ（２７）とチャンミン（２５）。その総仕上げといわんばかりのライブを、２年連続大トリ登場の大阪で展開した。

　暗闇で光る電飾衣装をまとって熱唱したヒット曲「Ｃａｔｃｈ　Ｍｅ‐Ｉｆ　ｙｏｕ　ｗａｎｎａ‐」でオープニングを飾ると、ユンホが「お待たせしましたー！大阪のみなさん最高！」とあいさつ。「ほんま、暑いですねー」と汗びっしょりのチャンミンとともに、３０日公開の映画「貞子３Ｄ２」の主題歌に決まった新曲「ＳＣＲＥＡＭ」など９曲で、息のあったハーモニーと激しいダンスを披露した。

　気合満点の理由は仲間の存在にあった。この日は、同じ所属事務所のＳＵＰＥＲ　ＪＵＮＩＯＲと“競演”。中学時代からともにレッスンしてきた戦友のステージを出演前に見て「彼らも頑張っているなと意識した」とユンホ。今や日本のポップス界でも当たり前の存在となった韓国勢の先駆者としての貫禄をパフォーマンスで示した。

　３１日の東京公演にも出演する東方神起。終演後には火照った表情で「今年は大きな会場でたくさんライブができて、たくさんのプレゼントをもらっているみたいです」と語った２人の熱い夏は、まだまだ続いていく。