Eジョン初のブリット・アイコン賞授賞
エルトン・ジョンが2日(月)、ブリット・アワード主催者によって創設された新たなブリット・アイコン賞を受賞した。御年66歳のエルトンは虫垂炎のため今夏の大型コンサートの数々をキャンセルするなど不調が伝えられていたが、今回開催されたガラ・コンサートのステージには元気な姿で登場している。イギリスの人気TV司会者ダーモット・オレアリーが「病床ではなくて、こうしてコンサート会場にいるっていうのはいい気分でしょうね」と語りかけると、エルトンは「虫垂炎を治せて一安心だよ。まったくやっかいなもんさ」と返している。
また今回のステージで、『サッド・ソングス』を歌ってエルトンと初めて生のデュエットを披露したロッド・スチュワートがエルトンに賞を手渡すプレゼンター役を務め、エルトンのことを「史上2番目のベスト・ロック歌手」と評した。
イギリスの文化に大きな影響を与えたアーティストとしてゴールドに輝くトロフィーを受け取ったエルトンは「このトロフィーのお尻はとりわけピカピカ光ってるね。僕が気に入るってみんな分かってるんだね」とジョークを飛ばした。『アイム・スティル・スタンディング』でステージの幕を開けたエルトンは、その後『僕の歌は君の歌』『ロケットマン』など往年のヒット曲を披露している。
エリザベス・ハーレイ、ゲイリー・バーロウなど豪華スターが顔を揃えた今回のコンサートでは、その他エド・シーラン、エミリー・サンデー、リンゴ・スターなどイギリスを代表するアーティストからのビデオメッセージも流れた。
(BANG Media International)