「マッドマックス」最新作が撮り直しへ
トム・ハーディ主演最新作『マッドマックス:フューリー・ロード』が撮り直しを行うことになった。6ヶ月の撮影期間を経て昨年12月にクランクアップを迎えていた同作だが、監督を務めるジョージ・ミラーは11月にもオーストラリアで3週間の追加撮影を行うとしてキャスト陣に召集をかけたようだ。そのため、オリジナルの「マッドマックス」3部作で主人公を演じたメル・ギブソンから主役の座を受け継いだトムをはじめ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルトなどの主要キャストが撮り直しに参加せざるを得なくなったという。
そんな本作は企画当初から挫折に見舞われており、2年の遅れを経てようやく昨年になって撮影が開始されていて、今回の追加撮影のニュースでポスト・プロダクションでも困難に陥っているのではないかと噂が湧き上がっている状況だ。
トムとシャーリーズはそれぞれマックス・ロカタンスキーとフリオーザを、ニコラスはナックスを演じていて、ファイブ・ワイブスと呼ばれる5人組の妻にはロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ゾーイ・クラヴィッツ、ライリー・キーオ、アビー・リー・カーショウ、コートニー・イートンらがキャスティングされている。さらに、オリジナル版で主役を張ったメルもカメオ出演を果たしている。
スケジュールが心配される『マッドマックス:フューリー・ロード』だが、製作元のワーナー・ブラザースは現時点では来年の夏に公開を予定している。
(BANG Media International)