デビッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻の長女ハーパーちゃんが、母のヴィクトリアが発表した2014年春/夏コレクションのショーでフロントロウに登場して注目を集めた。

　ハーパーちゃんは今回ニューヨーク・コレクションにて、父デビッドの膝の上に座って母ヴィクトリアのショーを見つめるその愛らしい姿が話題となっている。デビッドの隣に座っていた、普段は厳しい態度で有名な米ヴォーグ誌の編集長アナ・ウィンターを含め、ファッション界のそうそうたる顔ぶれがハーパーちゃんを間近で見ようとその周りに集まった。

　肝心のヴィクトリアの新作コレクションは、クロップドパンツやボンバージャケット、緩めのTシャツなどよりメンズ寄りの作品となってはいるものの、裾にフリルが施されるなどヴィクトリアのトレードマークでもあるフェミニンなスタイルも見事に調和された作品群で、批評家からは絶賛を浴びている。

　ヴィクトリアは今回目指した新たな方向性についてバックステージでテレグラフ紙に「体のラインにフィットしたドレスはもちろんまだお気に入りよ。でも私の中の別の部分では、シャープでフェミニンでもありつつ、もっとリラックスしたスタイルを望んでいるの」と説明している。

　また、4人の母親でもあるヴィクトリアはサッカー選手を引退した夫のデビッドが今後ファッション界に進出する可能性に関してはその噂を一蹴している。「その可能性はないわね。絶対に。デビッドはファッションに関しては私任せだもの。彼は昨日ニューヨークに到着したばかりで、サッカー選手だった時よりも遥かに忙しい毎日なの」（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）