C・ベール主演「-・サイコ」ドラマ化
クリスチャン・ベール主演作『アメリカン・サイコ』が米ケーブルテレビ局FXでドラマ化されるようだ。1980年代後半を舞台に裕福な投資銀行員の主人公パトリック・ベイトマンが裏の顔として夜な夜なシリアルキラーと化すという内容で物議を醸したブレット・イーストン・エリスの同名原作小説は2000年にクリスチャン主演、メアリー・ハロン監督で映画化されている。
今回企画が進行しているテレビ版では、原作のエンディングから数年経ち、主人公のパトリックが50代半ばとなって新しい見習いを雇うところからストーリーが展開するようだ。すでにFX側から「新しいドラマシリーズでは、アイコニックなシリアルキラーのパトリック・ベイトマンが50代半ばになってさらにその凶暴さを増し、サディスティックな社会実験として、次世代のアメリカン・サイコを探すべく自分の後継者を見つけるという内容になります」とドラマの内容が説明さ FXとライオンズゲートの共同プロデュースで贈る本作は、ステファン・ジャウォースキーが脚本を執筆するという。
最終的に製作へのゴーサインが出た場合、A&Eの『ベイツ・モーテル』、NBCの『ハンニバル』、ショータイムの『デクスター 警察官は殺人鬼』、Foxの『ザ・フォロイング』に続き、新たなサイコサスペンスものがアメリカのテレビ編成に加わることになる。
また、2011年にはクリスチャンが主演した映画版のリメイク作品の企画も進行していたと言われているものの、結局お蔵入りの状態になっている。さらに、12月3日にはロンドンのアルメディア・シアターでミュージカル版が開演し、来年1月25日まで公演が続く予定となっている。
(BANG Media International)