ローリング、ハリポタ派生作品で初脚本

 J・K・ローリングが「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品で脚本家デビューを飾ることになった。今回映画化されることが決まったのは、原作中に登場するホグワーツ魔法魔術学校でハリーたちが使っているホグワーツ校指定教科書の『幻の動物とその生息地』で、その教科書はニュート・スキャマンダーという架空の人物が執筆したという設定になっている。

 今回の『幻の動物とその生息地』を第1弾として、今後幾つかのシリーズ化が見込まれている本作で初めて脚本を手掛けることになったローリングは「この17年間かけて私自身も楽しみながら創り上げてきた魔法使い達の世界的なコミュニティーを舞台としていますが、『幻の動物とその生息地』は『ハリー・ポッター』シリーズの前日譚でも続編でもありません。魔法の世界の拡大版といったところでしょうか」「『ハリー・ポッター』の原作や映画に親しんだ皆さんなら、隠れた魔法使いの社会における慣習や掟は詳しいと思いますが、ニュートの物語はハリーたちの時代から70年前のニューヨークから始まることになります」と語っている。

 さらに、「ハリー・ポッター」シリーズ同様、今回の派生シリーズでもタッグを組むことになったワーナー・ブラザースのケビン・ツジハラ CEOも「これまで我々とのビジネスにおける全ての面において大成功を収めてきた魔法の世界をさらに新しく拡大することになる今回の作品で、ローリングがワーナー・ブラザースを選んでくれたことは本当に光栄に思います」「読書界に革命をもたらしたローリングの素晴らしい筆致は、映画界にも史上初と言える旋風を巻き起こしました。我々だけでなく、観客の皆様も彼女が今後我々のためにどんな無限大の素晴らしいイマジネーションを見せてくれるかと心待ちにしているはずです」とコメントを残している。

(BANG Media International)

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