N・ミナージュ、盗作容疑で訴えられる

 ニッキー・ミナージュのヒット曲『スターシップス』が盗作だとして訴えられている。エレクトロニック・ミュージシャンのクライヴ・タナカは今回、自らの楽曲『ニュー・シカゴ』が昨年UKチャートでも2位に昇りつめたヒット曲『スターシップス』の「大部分」でコピーされたとして、ニッキーをはじめとして、プロデューサーのレッド・ワンほか、作曲家のカール・フォーク、ウェイン・ヘクター、ラミ・ヤコブらを訴えている。素性を明かしたことのないクライヴは、代理としてクリストファー・ニロ弁護士を通じて11日(水)にもシカゴの裁判所に訴状を提出した。 

 『ニュー・シカゴ』はYouTubeで10万の視聴数を獲得して人気を博し、結果的に北欧で2つのテレビCM曲に使われれていた。したがって、レッド・ワンをはじめ、カールらラミらがスウェーデンに住んでいたことから、『ニュー・シカゴ』を聴く「機会は十分にあった」とクライヴは主張している。シカゴ・トリビューン紙によれば、ニロ弁護士は「我々の見解としては、偶然というのは不可能なほど類似しているということです」と語ったそうだ。

 さらにクライヴは、『スターシップス』が2012年3月にリリースされたことで受けた「職業上の評判と自らの善意」が侵されたとして損害賠償を求めているほか、同曲でニッキーをはじめプロデューサー陣が得た利益の全額まで求めているそうだ。

 そんなニッキーが法廷闘争に巻き込まれたのは今回が初めてではなく、2010年には『マッシブ・アタック』のPV撮影のために借りたピンクのランボルギーニのスポーツカーを傷つけたとして訴えを起こされている。

(BANG Media International)

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