ウディ・アレン来年GG賞で生涯功労賞
ウディ・アレンが、2014年に開催されるゴールデン・グローブ賞で生涯功労賞にあたるセシル・B・デミル賞を受賞することになった。同アワードを主催するハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)は、『アニー・ホール』『マンハッタン』『ハンナとその姉妹』など、これまでのキャリアに渡っておよそ45作品の映画を世に送り出してきたウディの功績を称え、来年の授賞式で同賞を授けることを決定した。
近年もコンスタントに『ミッドナイト・イン・パリ』などの作品を発表しているだけでなく、現在も最新作『ブルー・ジャスミン』の公開を控えているなど創作意欲にまったく陰りを見せていないウディについて、HFPAのテオ・キングマ会長は「ウディ・アレンほどこの賞に相応しい人物はいないでしょう」「彼の映画製作に対する貢献はとてつもないものですし、国際的な財産と言えますね」と語っている。
監督、そしてプロデューサーとしても活躍したセシル・B・デミルにちなんで創設された生涯功労賞は「エンターテインメントの世界に多大な影響を与えた才能ある人物」に与えられるもので、今年のゴールデン・グローブ賞ではジョディ・フォスターが受賞し、その授賞式の際に自らが同性愛者であることを初めて認めていた。また過去には、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシらが受賞した名誉ある賞だ。
そんな名監督のウディは今後、自作品以外では珍しく、ジョン・タートゥーロの監督・主演作『フェイディング・ジゴロ』にカメオ出演する予定になっている。
(BANG Media International)